豊石(読み)ぶんのせき

最新 地学事典 「豊石」の解説

ぶんのせき
豊石

bunnoite

化学組成の鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.7521nm, b1.0008, c1.2048, α70.46°, β84.05°, γ68.31°,単位格子中1分子含む。鈍い緑色,ガラス光沢,葉片状結晶,モース硬度5.5,比重3.63。屈折率α1.709, β1.713, γ1.727,2V=54。独自の結晶構造。高知県いの町加茂山の鉄マンガン鉱床において,微細な赤鉄鉱を主とする鉱石中の石英脈に暗緑色の葉片状集合で産出する。当初はアカトレ石とみられていたが,後の検討によって新種であることが判明した。名称は地質標本館館長を務めた豊遙秋(ぶんのみちあき)にちなむ。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 大輔

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む