豊石(読み)ぶんのせき

最新 地学事典 「豊石」の解説

ぶんのせき
豊石

bunnoite

化学組成鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.7521nm, b1.0008, c1.2048, α70.46°, β84.05°, γ68.31°,単位格子中1分子含む。鈍い緑色,ガラス光沢,葉片状結晶,モース硬度5.5,比重3.63。屈折率α1.709, β1.713, γ1.727,2V=54。独自の結晶構造。高知県いの町加茂山の鉄マンガン鉱床において,微細な赤鉄鉱を主とする鉱石中の石英脈に暗緑色の葉片状集合で産出する。当初はアカトレ石とみられていたが,後の検討によって新種であることが判明した。名称は地質標本館館長を務めた豊遙秋ぶんのみちあきにちなむ。

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