豊葦原の瑞穂の国(読み)トヨアシハラノミズホノクニ

デジタル大辞泉 「豊葦原の瑞穂の国」の意味・読み・例文・類語

とよあしはら‐の‐みずほのくに〔‐みづほのくに〕【豊葦原の瑞穂の国】

神意によって稲が豊かに実り、栄える国の意》日本国美称
「此の―をのたまひあげて我が天祖あまつみおや彦火の瓊々杵尊に授へり」〈神武紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 瑞穂 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「豊葦原の瑞穂の国」の意味・読み・例文・類語

とよあしはら【豊葦原】 の 瑞穂(みずほ)の国(くに)

  1. ( 豊葦原にあるみずみずしい稲の穂がみのっている国の意 ) 日本国の美称。
    1. [初出の実例]「此の豊葦原の瑞穂(ミツホ)の国を挙(のたまひあ)げて、我が天祖(あまつみをや)彦火の瓊瓊杵の尊に授へり」(出典日本書紀(720)神武即位前(寛文版訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android