貝蓋(読み)かいぶた

精選版 日本国語大辞典 「貝蓋」の意味・読み・例文・類語

かい‐ぶたかひ‥【貝蓋】

  1. 〘 名詞 〙 巻き貝類のあし先端にあり、殻の口をふさぐ板状のふた。形にはいろいろな型がある。ふた。へた。
    1. [初出の実例]「引て、にし つぼいり、かいふたして」(出典:松屋会記‐久好茶会記・天正一四年(1586)四月一九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android