日本歴史地名大系 「貞任山」の解説 貞任山さだとうやま 宮城県:本吉郡歌津町歌津村貞任山歌津町と志津川(しづがわ)町の境界にあり、標高三六〇・三メートル。払川(はらいかわ)の谷を隔てて北方田束(たつがね)山に対峙する。「観蹟聞老志」に「高遊嶺、田束西南有高嶺、往昔貞任携妓言逍遥閑吟焉、後人称貞任高遊嶺、貞任遠遊不見旧史」と不思議な伝承を記す。「封内名蹟志」は「郷人曰左足(さたり)山長川(ちやうかは)森、其所拠不可暁」と記している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by