負荊(読み)ふけい

精選版 日本国語大辞典 「負荊」の意味・読み・例文・類語

ふ‐けい【負荊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「荊」は、罪人をむち打つイバラの杖。「史記‐廉頗藺相如伝」の「肉袒負荊、因賓客藺相如門罪」から ) みずから進んで杖で責め打たれようとすること。また、深く謝罪すること。
    1. [初出の実例]「負荊(フケイ)下被其咎、則蒙勑免綸言、静四海之逆乱、可聖朝之安泰候」(出典太平記(14C後)二八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android