コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

財福師 ざいふくし

2件 の用語解説(財福師の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

財福師 ざいふくし

?-? 奈良時代の伎楽面作者。
正倉院に,財福師作の銘のある酔胡従(すいこじゅう)面と,ほかに酔胡従面,治道(ちどう)面の面袋がのこっている。面袋には天平勝宝(てんぴょうしょうほう)4年(752)4月9日の銘があり,東大寺大仏の開眼(かいげん)供養会(え)で使用されたことがわかる。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

財福師

生年:生没年不詳
奈良時代の伎楽面作者。正倉院には酔胡従3面が遺り,面袋が治道1点,酔胡従2点の計3点遺っている。この面袋には天平勝宝4(752)年4月9日の銘があり,東大寺大仏の開眼供養会に用いられたことがわかる。作風は,皺の刻み方や表情の写実的表現に特色を持ち,当代を代表する伎楽面作者のひとりである相(将)李魚成に近いものがうかがえる。<参考文献>石田茂作『正倉院伎楽面の研究』,正倉院事務所編『正倉院の伎楽面』

(浅井和春)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

財福師の関連キーワード伎楽面新羅琴正倉院文書延均師大田倭麿忍坂福貴基永師捨目師相李魚成相李田次麻呂

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone