精選版 日本国語大辞典 「供養会」の意味・読み・例文・類語 くよう‐えクヤウヱ【供養会】 〘 名詞 〙 仏語。① 密教で、大日如来の智慧を開顕する九会曼荼羅(くえまんだら)(=金剛界曼荼羅)の一つ。中央の右、南方に配せられる曼荼羅をいう。諸仏がその誓いを象徴する宝冠、華鬘(けまん)(=髪飾り)などをもって、大日如来等の五仏を供養する相を示すもの。② 供養のための法要。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の供養会の言及 【両界曼荼羅】より …この左方の微細(みさい)会は,三昧耶形を超越し,金剛杵や梵字(種子(しゆじ))の内奥の極微の世界に全魂を凝集し,現象の奥にある理法をあらわす法曼荼羅。その上方の供養会は,社会行動をする際,互いに供養し和み合う世界を求める羯磨(行為)曼荼羅。以上の大・三・法・羯の4曼荼羅を総称して,四種曼荼羅という。… ※「供養会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by