開眼(読み)カイガン

デジタル大辞泉の解説

かい‐がん【開眼】

[名](スル)
よく見えなかった目が、よく見えるようになること。また、よく見えるようにすること。「開眼手術」
かいげん(開眼)

かい‐げん【開眼】

[名](スル)
新作の仏像・仏画を供養し、眼を点じて魂を迎え入れること。また、その儀式。「大仏開眼」「開眼供養」
真理を悟ること。特に、技術・芸能の道で真髄を悟り、極致を窮めること。また、こつを会得(えとく)すること。かいがん。「演技に開眼する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かいがん【開眼】

( 名 ) スル
目が見えるようになること。また、見えるようにすること。 「 -手術」
物事の道理や真理がはっきりわかるようになること。また、物事のこつをつかむこと。 「俳優として-する」 → かいげん(開眼)

かいげん【開眼】

( 名 ) スル
仏像や仏画像を新しく作り、最後に眼を入れて仏の霊を迎えること。また、その儀式。入眼じゆがん。 「大仏-」
世阿弥の能楽用語。演者が見物人に感動を与える一曲の山場。
かいがん(開眼)」に同じ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の開眼の言及

【開眼供養】より

…新しく造った画像や彫像の如来・菩薩・天部・明王・祖師像などを賛嘆供養し,神威を迎えることをいう。略して開眼,または開明,開光明といい,遷仏ともいう。この開眼に事・理二相を説くのは《和語灯録》第5で,〈開眼と申すは,本体の仏師がまなこをいれ,ひらきまいらせ候を申候也。…

【大仏開眼】より

…752年(天平勝宝4)4月9日に東大寺の盧舎(遮)那(るしやな)大仏像の完成を記念して行われた法要。大仏開眼供養会ともいう。開眼とは新造の彫像,鋳像,画像などに筆墨などで眼に点睛を加え,魂を入れる仏教儀式をいう。…

※「開眼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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