貧は士の常(読み)ひんはしのつね

故事成語を知る辞典 「貧は士の常」の解説

貧は士の常

きちんとした志を持って生きている人間は、貧乏を不安に思う必要はない、という教え。

[使用例] もとより貧寒の小士族なれども、貧は士の常なりとみずから信じて疑わざれば、さまで苦しくもなく[福沢諭吉*成学即身実業の説、学生諸氏に告ぐ|1886]

[由来] 「列子てんずい」に出て来る、おそらくは空想上の人物、えいけいことばから。「貧は士の常なり、死は人の終わりなり(貧乏は、志を持って生きる人間にとっては当然のことだし、死も、人間ならばだれでも最後に迎えるものだ)」とあります。貧乏をしたまま死ぬことになっても、当たり前の状態で生きてみんなと同じ最後を迎えるのだから、何も不安を感じることはない、というのが、栄啓期の心境です。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む