貴墨(読み)きぼく

精選版 日本国語大辞典 「貴墨」の意味・読み・例文・類語

き‐ぼく【貴墨】

  1. 〘 名詞 〙 上等の墨。また、相手を敬ってその手紙をいう語。貴書貴翰尊書
    1. [初出の実例]「遠路貴墨、干白魚一箱被御意、誠御心指御懇情辱奉存候」(出典:木因宛芭蕉書簡‐天和二年(1682)三月二〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android