費用対効果比(読み)ひようたいこうかひ(その他表記)cost vs. benefit; cost / effectiveness

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「費用対効果比」の意味・わかりやすい解説

費用対効果比
ひようたいこうかひ
cost vs. benefit; cost / effectiveness

投入される費用と,そのもたらす効果の比率のことで,財の効用ともいう。もともとは経済用語であるが,アメリカ国防長官 R.マクナマラによって提唱され,1963年国防省が会計年度の国防予算を効率的に配分するため導入したPPBS (企画計画予算制度) の根幹をなす数値として有名になった。日本でも MIS使節団の提言契機に,経済企画庁財界で研究が行われた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android