貽鮨(読み)いずし

精選版 日本国語大辞典 「貽鮨」の意味・読み・例文・類語

い‐ずし【貽鮨】

〘名〙 貽貝(いがい)の鮨。
土左(935頃)承平五年一月一三日「ほやのつまのいずし、すしあはびをぞ、心にもあらぬ脛(はぎ)にあげて見せける」

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デジタル大辞泉 「貽鮨」の意味・読み・例文・類語

い‐ずし【××鮨】

貽貝いがいの鮨。
老海鼠ほやのつまの―、鮨鮑すしあはびをぞ、心にもあらぬはぎに上げて見せける」〈土佐

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