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貿易インバランス ぼうえきいんばらんす trade imbalance

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知恵蔵2015の解説

貿易インバランス

通商摩擦の主因は対外不均衡(インバランス)である。不均衡を測る物差しで、通常用いられているのは、通関貿易じり(輸出超過額、または輸入超過額)、国際収支ベースの貿易収支及び経常収支、それに経常収支の対GDP比率など。経常収支の対GDP比率は、国の経済規模と対比する形でインバランスを測る点では最も合理的であるが、一般には通関貿易じりか国際収支ベースの貿易収支の方が理解しやすい。日本の貿易インバランスを通関貿易じり(ドル建て)で見てみると、1994年には1209億ドルの輸出超過と空前の規模となり、その後はおおむね縮小傾向にある。2005年は原油入着価格の高騰で791億ドルに縮小した。日本に対してインバランスが大きいのは米国や中近東である。

(永田雅啓 埼玉大学教授 / 松尾寛 (株)三井物産戦略研究所副所長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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