資本装備率(読み)シホンソウビリツ(その他表記)capital equipment ratio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「資本装備率」の意味・わかりやすい解説

資本装備率
しほんそうびりつ
capital equipment ratio

労働量に対する資本量の比率。正しくは労働の資本装備率,あるいは資本集約度という。資本装備率は個別企業としても,また産業別にも,あるいは国民経済全体としても計測されるが,いずれにせよ雇用労働者数を L ,資本設備額を Kとすれば,この比率は K/Lとして表わされる。資本装備率の上昇生産力増大を意味し,資本主義的経済発展は絶えずこの比率を上昇させる傾向にある。

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改訂新版 世界大百科事典 「資本装備率」の意味・わかりやすい解説

資本装備率 (しほんそうびりつ)

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世界大百科事典(旧版)内の資本装備率の言及

【資本集約度】より

…資本装備率(実証分析においては一般にこの言葉が使われる),資本‐労働比率ともよばれ,資本ストック(資本の存在量)(K)を労働者数(L)で除した比率(K/L)である。すなわち,労働者1人がどれほどの資本ストックと組み合わされて生産活動が行われているかを示すのが資本集約度にほかならない。…

※「資本装備率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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