賤婢(読み)せんぴ

精選版 日本国語大辞典 「賤婢」の意味・読み・例文・類語

せん‐ぴ【賤婢】

  1. 〘 名詞 〙 身分の卑しい女中。卑しいはしため。下賤な女。
    1. [初出の実例]「賤婢不肯頌一レ我、而慕乱人」(出典日本外史(1827)三)
    2. 「諸君如し梳嗽(そしゅう)するあらば賤婢請ふ誘導せん」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android