質置(読み)しちおき

精選版 日本国語大辞典 「質置」の意味・読み・例文・類語

しち‐おき【質置】

〘名〙 質におくこと。また、それをする人。質入れ
狂歌・後撰夷曲集(1672)九「恋ならで人目しのぶの質をきは我衣衣にかねをとりのね」
※歌舞伎・謎帯一寸徳兵衛(1811)序幕イヤ、成る程、質置(シチオ)きには強いが、女には弱い番頭めだ」

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