賽尻(読み)サイジリ

デジタル大辞泉 「賽尻」の意味・読み・例文・類語

さい‐じり【×賽尻/才尻】

三味線ばちの、手に持つほうの四角い部分ばちじり。

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精選版 日本国語大辞典 「賽尻」の意味・読み・例文・類語

さい‐じり【賽尻・采尻】

  1. 〘 名詞 〙 三味線のばちの、手に持つ四角の部分をいう。
    1. [初出の実例]「とても賽尻(サイシリ)などは義太夫の輩好む所なればやはり細く手軽きを要とすべし」(出典洒落本・禁現大福帳(1755)二)

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