賽尻(読み)サイジリ

デジタル大辞泉 「賽尻」の意味・読み・例文・類語

さい‐じり【×賽尻/才尻】

三味線ばちの、手に持つほうの四角い部分ばちじり。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「賽尻」の意味・読み・例文・類語

さい‐じり【賽尻・采尻】

  1. 〘 名詞 〙 三味線のばちの、手に持つ四角の部分をいう。
    1. [初出の実例]「とても賽尻(サイシリ)などは義太夫の輩好む所なればやはり細く手軽きを要とすべし」(出典洒落本・禁現大福帳(1755)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android