贋金作(読み)にせがねつくり

精選版 日本国語大辞典 「贋金作」の意味・読み・例文・類語

にせがね‐つくり【贋金作】

[1] 〘名〙 偽造貨幣をつくること。また、その人。
※漫才読本(1936)〈横山エンタツ〉僕の家庭「『〈略〉僕の両親沢山のお金を二人して作ったんです』『ほう、贋金作(ニセガネツク)りですか。〈略〉』」
[2] (贋金つくり) (原題Les faux-monnayeurs) 長編小説。ジッド作。一九二六年発表。第一次世界大戦前のフランス背景に、人生に冒険と賭(かけ)しか求めない私生児ベルナールを中心に、混迷する青年たちの姿を描く。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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