赤地村(読み)あかじむら

日本歴史地名大系 「赤地村」の解説

赤地村
あかじむら

[現在地名]直方市赤地、鞍手くらて小竹こたけ町赤地

遠賀おんが川中流域右岸、彦山川との合流点の南に位置し、この両川に挟まれた地を占める。北東から南東にかけては下境しもざかい村、北は山部やまべ村、南は御徳ごとく(現小竹町)。小早川時代の指出前之帳では田五町九反余(分米六六石余)・畠七町八反余(分大豆四〇石余)。文禄三郡内知行方目録には「あかち村」高一〇六石余がみえ小早川隆景に与えられている。福岡藩成立後は同藩領となるが、元和九年(一六二三)から延宝五年(一六七七)は東蓮寺藩(直方藩)領であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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