赤渋山(読み)あかしぶやま

日本歴史地名大系 「赤渋山」の解説

赤渋山
あかしぶやま

現下諏訪町の北部、樋橋とよはし区入口から川を渡って西に向かって入る沢の両側の山。

江戸時代初期には巣鷹山といわれ、高島藩幕府へ巣鷹を育てて献上するのが例であった(下諏訪町誌)。寛永一九年(一六四二)に藩主忠恒は「領内諏訪郡赤渋山、往古より鷹巣山にこれあり候得とも、近来羽ふり悪敷に付、其村町持并東俣山の内所に鷹巣場所これ有候」(諏訪教育会蒐集文書)と、鷹巣山を東俣ひがしまた山に移したことが記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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