赤熊百合(読み)しゃぐまゆり

精選版 日本国語大辞典 「赤熊百合」の意味・読み・例文・類語

しゃぐま‐ゆり【赤熊百合】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科多年草。南アフリカ原産で、日本には明治中頃に渡来し、観賞用に花壇に栽培される。花茎は高さ一メートル以上になる。葉は根生で叢生し、長さ六〇~九〇センチメートルの剣形、縁に細かい鋸歯(きょし)がある。六~一〇月、茎頂に多数の花が瓦形に密に重なった円錐状の長さ一五~二五センチメートルの花穂をつける。花は長さ二・五~五センチメートルで、下向に傾いて咲く。園芸品種が多く花色は多数あるが、普通花穂の上部のものは深紅色下部のものは黄色。おおトリトマ。あかばなトリトマ。ポーカープラント。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む