赤綿(読み)あかわた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「赤綿」の意味・わかりやすい解説

赤綿
あかわた

変色綿の一種綿花が生育中に霜などの急激な温度変化により未成熟となったもの。軽度の場合にはクリーム色であるが,重度の場合には濃紅色を呈する。繊維の物理的性質が変質し,強度・弾力性が著しく低下するため紡績原料としては利用されず,おもに下級布団綿として用いられる。

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