赤膏薬(読み)あかこうやく

精選版 日本国語大辞典 「赤膏薬」の意味・読み・例文・類語

あか‐こうやく ‥カウヤク【赤膏薬】

〘名〙 (「あかごうやく」とも) 龍血樹(りゅうけつじゅ)果実から採れる脂(やに)を加えて作った赤色膏薬傷口の血止めに用いた。
※雑俳・卯の花かつら(1711)「埒もはや赤膏薬に引っぱられ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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