赤芽球(読み)セキガキュウ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「赤芽球」の意味・わかりやすい解説

赤芽球
せきがきゅう

成熟赤血球(いわゆる赤血球)が形成される前段階の細胞で、赤芽細胞ともよばれ、骨髄中に生じる。赤芽球のなかでもっとも幼弱なのが前赤芽球で、大きさは直径14~17マイクロメートルほどである。ついで前赤芽球は、それ自体よりやや小さい好塩基性赤芽球となる。多染性赤芽球はさらに小さい多染性赤芽球(12~15マイクロメートル)となる。この細胞は塩基性色素と酸性色素の両方に染まる性質をもっている。ついで多染性赤芽球は、直径8~10マイクロメートルの正赤芽球(核溶解により成熟赤血球に分化する)となる。正赤芽球は成熟赤血球と同じく好酸性である。このような発育の過程を通じて、細胞内ではヘモグロビンの蓄積が旺盛(おうせい)に行われている。

[嶋井和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「赤芽球」の解説

赤芽球

 赤血球になる前段階の細胞.通常骨髄にみられる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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