赤道ケルビン波(読み)せきどうケルビンは

最新 地学事典 「赤道ケルビン波」の解説

せきどうケルビンは
赤道ケルビン波

equatorial Kelvin wave

ラプラスの潮汐方程式の波動解の中で,赤道付近に捕捉された南北スケールが最大の東進重力波のこと。気象観測では,赤道上で東西波数1の波が卓越し,周期約10日で東進する。赤道に沿った流れしかなく,高圧部で西風,低圧部で東風となる構造により高圧部の東で収束が起こるので東進する。赤道から遠ざかるにつれてコリオリ力が働き,地衡風漸近する。南北流によるβ効果が働かず,東西風の収束発散で東進するので重力波である。東進重力波の中では振動数が最も小さい(南北スケールが最も大きい)波である。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 田中

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む