走れメロス(読み)はしれメロス

精選版 日本国語大辞典 「走れメロス」の意味・読み・例文・類語

はしれメロス【走れメロス】

  1. 小説太宰治中期代表作。昭和一五年(一九四〇発表友人身代わり処刑を三日間猶予されたメロスが、さまざまな障害を乗り越えて帰って来るまでを描き、信ずるに足る人間像を提示した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

とっさの日本語便利帳 「走れメロス」の解説

『走れメロス』

太宰治
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。\(一九四〇)

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む