走査型近接場光顕微鏡(読み)ソウサガタキンセツバコウケンビキョウ

デジタル大辞泉 「走査型近接場光顕微鏡」の意味・読み・例文・類語

そうさがたきんせつばこう‐けんびきょう〔ソウサガタキンセツバクワウケンビキヤウ〕【走査型近接場光顕微鏡】

近接場光という特殊な光を用いた顕微鏡。光の回折限界を超える分解能をもつ。不導体試料でも大気中においても特別な処理をせずに観察できる。走査型プローブ顕微鏡の一。SNOM(scanning near field optical microscope)。NSOM(near field scanning optical microscope)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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