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超伝導合金 ちょうでんどうごうきん superconducting alloy

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知恵蔵2015の解説

超伝導合金

固有の臨界温度(Tc)以下で、電気抵抗がゼロの超伝導状態になる合金。超伝導状態のコイルには永久電流が流れ、強力磁界を発生させる超伝導磁石ができる。Tcが10K(Kは絶対温度)を超えるニオブチタン合金線材、ニオブ3スズ、バナジウム3ガリウム線材などが、MRI(磁気共鳴断層撮影装置)、強力磁気分離装置などに利用されている。液体ヘリウムを必要とする点はセラミックス高温超伝導体より不利だが、実用材料としては先行している。二ホウ化マグネシウム超伝導体はTcが39Kと従来の記録を16K上回った。安定で軽く、自由に成形でき、原料が豊富で安いため、幅広い応用が期待されている。

(岡田益男 東北大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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