ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「超伝導磁石」の解説
超伝導磁石
ちょうでんどうじしゃく
superconducting magnet
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臨界温度以下で電気抵抗が0になる現象を超伝導というが,このような性質をもつ金属,合金,セラミックス,有機結晶などが多数見いだされている.これらの材料でつくられる回路に永久電流を流して磁場を生じさせる磁石.NbTi,Nb3Sn,V3Ga,純Nbなどの合金が実用されている.基礎科学への利用ばかりでなく,リニアモーターカーの磁気浮上推進用,核融合のプラズマ加熱用,さらには医療の磁気共鳴映像法などにも使われている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…電磁石にはコイルの中に,強磁性体の心(磁心という)をもつものともたないものとがあり,磁心をもたないものを空心コイルとして電磁石と区別する場合もある。非常に強い磁場をつくる場合には空心コイルに大電流を流すが,これには超伝導体を導線に用いる超伝導磁石が非常に有用である。永久磁石の形としては棒状のもの,馬蹄形のもの,あるいは円板状のものなどがあるが,いずれもS極およびN極の2種類の磁極をもち,同種の磁極間には斥力,異種の磁極間には引力が働く。…
※「超伝導磁石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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