超低温(読み)チョウテイオン

化学辞典 第2版 「超低温」の解説

超低温
チョウテイオン
ultra low temperature

極低温(4~0.01 K)よりさらに低い温度を超低温とよぶ.現在,低温に関する技術進歩に伴い,0.01 K は希釈冷凍によって容易に得られる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の超低温の言及

【極低温】より

…きわめて低い温度をいうが,具体的に何度以下を指すかは時代によって異なり,現在ではおおむね液体ヘリウム4の液化によって得られる約4K以下の温度域を指すのが一般的である。さらに低い1mK以下の領域を超低温と呼ぶこともある。
[低温への挑戦]
 現在,実験室では10-6Kというような低温が純粋に学術的な興味から実現されているが,このような極低温への挑戦は,より現実的な目的をもって,産業革命のきっかけとなった蒸気機関の発明と同時に始まった。…

※「超低温」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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