足弱(読み)アシヨワ

デジタル大辞泉 「足弱」の意味・読み・例文・類語

あし‐よわ【足弱】

[名・形動]足が丈夫でないこと。歩く力の弱いこと。また、そのさま。「足弱な子供連れには歩くのは無理な距離だ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「足弱」の意味・読み・例文・類語

あし‐よわ【足弱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 足が丈夫でないこと。歩行能力が劣っていること。また、その人。特に、そのような老人、女、子供。⇔足強(あしづよ)
    1. [初出の実例]「足しよはを百人計御取候」(出典:滕山記‐天文五年(1536))
    2. 「妻敵(めがたき)を討間、おのれはあしよは引連れて、一門方へ出のけ」(出典:浄瑠璃・堀川波鼓(1706頃か)中)
  3. あしがる(足軽)
  4. あしよわぐるま(足弱車)」の略。

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