足鍋(読み)アシナベ

デジタル大辞泉 「足鍋」の意味・読み・例文・類語

あし‐なべ【足鍋】

足のついた鍋。ふつう、3本足。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 カナエ 名詞

精選版 日本国語大辞典 「足鍋」の意味・読み・例文・類語

あし‐なべ【足鍋】

  1. 〘 名詞 〙 鍋に三つ足のついているもの。鼎(かなえ)の小さなもの。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

防府市歴史用語集 「足鍋」の解説

足鍋

 中世に作られていた土器一種で、普通の鍋に3本の支え足がついています。鉄製の鍋は、一般の人には普及していなかったので、このような土製の鍋を使って、煮炊きをしていました。宮市[みやいち]の合物座[あいものざ]でも売られていたようです。

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android