足鍋(読み)アシナベ

デジタル大辞泉 「足鍋」の意味・読み・例文・類語

あし‐なべ【足鍋】

足のついた鍋。ふつう、3本足。

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精選版 日本国語大辞典 「足鍋」の意味・読み・例文・類語

あし‐なべ【足鍋】

  1. 〘 名詞 〙 鍋に三つ足のついているもの。鼎(かなえ)の小さなもの。〔十巻本和名抄(934頃)〕

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防府市歴史用語集 「足鍋」の解説

足鍋

 中世に作られていた土器一種で、普通の鍋に3本の支え足がついています。鉄製の鍋は、一般の人には普及していなかったので、このような土製の鍋を使って、煮炊きをしていました。宮市[みやいち]の合物座[あいものざ]でも売られていたようです。

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