精選版 日本国語大辞典 「跬歩」の意味・読み・例文・類語 き‐ほ【&JISFA5C;歩】 〘 名詞 〙 ひとあしあげること。半歩。また、転じて、少しあるくこと。わずかに行くこと。[初出の実例]「未レ知造物何如哉、蹭蹬危途如二跬歩一」(出典:東帰集(1364頃)用前韻酬見重和)「否、われ等の跬歩(キホ)に蹇(なや)める処を、渠は能く飛行すと誇るなるべし」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉古祠、瞽女)[その他の文献]〔淮南子‐説林訓〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例