跳上(読み)はねあがり

精選版 日本国語大辞典 「跳上」の意味・読み・例文・類語

はね‐あがり【跳上】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はね上がること。とび上がること。
    1. [初出の実例]「あの語尾の跳ね上りを少し響かせながら」(出典:医師高間房一氏(1941)〈田畑修一郎〉四)
  3. 金額その他の数値が急激に上がること。
    1. [初出の実例]「戦前にくらべての生計費のはね上りは」(出典:経済実相報告書(1947)二)
  4. そそっかしく軽はずみな言動をすること。先ばしったり勝手なことをすること。人なみより活発なこと。また、その人。でしゃばり。おてんば。はねかえり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android