デジタル大辞泉 「蹴ゆ」の意味・読み・例文・類語 く・ゆ【▽蹴ゆ】 [動ヤ下二]蹴ける。「槻つきの樹の下に毱―・ゆる侶ともがら」〈皇極紀〉 こ・ゆ【▽蹴ゆ】 [動ヤ下二]ける。〈和名抄〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「蹴ゆ」の意味・読み・例文・類語 く・ゆ【蹴】 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 「ける(蹴)」の一古形。[初出の実例]「毬(まり)打(クユル)(〈別訓〉くうる)侶(ともがら)に預(くはは)りて」(出典:日本書紀(720)皇極三年正月(岩崎本訓))蹴ゆの補助注記ワ行下二段動詞「くう(蹴)」、ヤ行下二段動詞「こゆ(蹴)」などと関係ある語。→「くゆ(越)」の語誌 こ・ゆ【蹴】 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 蹴(け)る。[初出の実例]「脚の指をもちて地を蹴(コエ)て、足を壊りつ」(出典:小川本願経四分律平安初期点(810頃))蹴ゆの補助注記「こゆ(蹴)」を「こゆ(越)」に関係づける考え方もある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by