躄勝五郎(読み)イザリカツゴロウ

デジタル大辞泉 「躄勝五郎」の意味・読み・例文・類語

いざりかつごろう〔ゐざりかつゴラウ〕【躄勝五郎】

浄瑠璃箱根霊験躄仇討はこねれいげんいざりのあだうち」の主人公。天正18年(1590)兄の仇討ちをした飯沼勝五郎モデルとされる。

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精選版 日本国語大辞典 「躄勝五郎」の意味・読み・例文・類語

いざりかつごろうゐざりかつゴラウ【躄勝五郎】

  1. 浄瑠璃「箱根霊験躄仇討(はこねれいげんいざりのあだうち)」の通称

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世界大百科事典(旧版)内の躄勝五郎の言及

【箱根霊験躄仇討】より

…1590年(天正18)1月21日,飯沼初五郎が兄の敵加藤幸助を討った実説によるという。通称《躄仇討》《躄勝五郎》。伏見城の城普請小頭をつとめる飯沼三平と佐藤剛助とが争い,三平は剛助に闇討される。…

※「躄勝五郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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