普及版 字通 「躊」の読み・字形・画数・意味
躊
21画
[字訓] ためらう
[字形] 形声
声符は壽(寿)(じゆ)。壽に儔・疇(ちゆう)の声がある。躊・躊(ちゆうちゆう)・踟(ちちゆう)など、みな双声の連語。彳(てきちよく)・躅(てきちよく)と同じく、擬声的に状況を示す語である。
[訓義]
1. ためらう、たちもとおる。
2. とどまる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕躊 タチモトホル・タチヤスラフ/躊 タチヤスラフ
[語系]
躊diu、・dio、踟die、dia、また・diek、躅diokはその入声音、彳thiek、thiok、thiakもみなゆきなやみ、たちもとおるときのさまをいい、同系の語である。
[熟語]
躊▶・躊▶・躊竚▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報