普及版 字通 「躊」の読み・字形・画数・意味


21画

[字音] チュウ(チウ)
[字訓] ためらう

[字形] 形声
声符は壽(寿)(じゆ)。壽に儔・疇(ちゆう)の声がある。躊・躊(ちゆうちゆう)・踟(ちちゆう)など、みな双声の連語。彳(てきちよく)・躅(てきちよく)と同じく、擬声的に状況を示す語である。

[訓義]
1. ためらう、たちもとおる。
2. とどまる。

[古辞書の訓]
名義抄〕躊 タチモトホル・タチヤスラフ/躊 タチヤスラフ

[語系]
躊diu、dio、踟die、dia、またdiek、躅diokはその入声音、彳thiek、thiok、thiakもみなゆきなやみ、たちもとおるときのさまをいい、同系の語である。

[熟語]
・躊躊竚

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android