躓石も縁の端(読み)つまずくいしもえんのはし

精選版 日本国語大辞典 「躓石も縁の端」の意味・読み・例文・類語

つまずく【躓】 石(いし)も=縁(えん)の端(はし)[=縁(えん)

偶然つまずいた路上の石のようなつまらないものでも、その人とは因縁があるのだから、どのようなつまらない関係でもだいじにしなければならないというたとえ。袖振り合うも他生の縁。
浄瑠璃驪山比翼塚(1779)中「躓(ツマヅク)(イシ)も縁(エン)とやらさ、弱を見捨ぬ此長兵衛」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android