精選版 日本国語大辞典 「えん」の意味・読み・例文・類語
えん
- 〘 感動詞 〙 小唄などのはやしことば。
- [初出の実例]「やれ、おもしろや、えん、京には車、やれ、淀に舟、えん、桂の里の鵜飼ひ舟よ」(出典:歌謡・閑吟集(1518))
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…気候は前6000~前5000年ころも現在とほぼ似た半乾燥・亜熱帯状態にあった。この地への人類の居住は,沼沢地の魚,水鳥,ナツメヤシ,野猪に頼る狩猟・採集民によって始まったと考えられるが,前5000年ごろ(前3千年紀半ばまでの年代はなお推測的),最南部のエリドゥの小神殿(1辺3m)に初めて定住の痕跡を残したのは,人工灌漑技術を伴う穀物(大麦,エンマ小麦,小麦),果樹(ナツメヤシ)の栽培者であった。これがウバイド期(前5000ころ‐前3800ころ)初期で,ウバイド期は金石併用期に属し,一般に小集落が主であるが,末期には一部の集落が早くも町邑的規模に達し,エリドゥには基壇上に立つ縦23.5m,横13.5mの壮麗な煉瓦造の神殿が造られた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」