躓石も縁の端(読み)つまずくいしもえんのはし

精選版 日本国語大辞典 「躓石も縁の端」の意味・読み・例文・類語

つまずく【躓】 石(いし)も=縁(えん)の端(はし)[=縁(えん)

  1. 偶然つまずいた路上の石のようなつまらないものでも、その人とは因縁があるのだから、どのようなつまらない関係でもだいじにしなければならないというたとえ。袖振り合うも他生の縁。
    1. [初出の実例]「躓(ツマヅク)(イシ)も縁(エン)とやらさ、弱を見捨ぬ此長兵衛」(出典浄瑠璃驪山比翼塚(1779)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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