身を抓む(読み)ミヲツム

デジタル大辞泉 「身を抓む」の意味・読み・例文・類語

・む

わが身をつねって人の痛さを知る。自分に引き比べて人に同情する。
「ほどもなく消えぬる雪はかひもなし―・みてこそ哀れと思はめ」〈拾遺・恋一〉

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精選版 日本国語大辞典 「身を抓む」の意味・読み・例文・類語

み【身】 を 抓(つ)

  1. わが身の苦痛に比べて他人に同情する。自分の身に思い比べて他人の身を思いやる。
    1. [初出の実例]「身をつめばあはれとぞ思ふ初雪のふりぬる事も誰にいはまし〈右近〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋六・一〇六八)

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