身を持ち崩す(読み)ミヲモチクズス

デジタル大辞泉 「身を持ち崩す」の意味・読み・例文・類語

くず・す

品行が悪く、生活がだらしなくなる。「ばくちで―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「身を持ち崩す」の意味・読み・例文・類語

み【身】 を=持(も)ち崩(くず)す[=持(も)ち下(さ)げる]

  1. 身持を悪くする。不品行でだらしのない生活をする。身を崩す。
    1. [初出の実例]「あまりに、近江申楽は、身をもちさげて、近江なんどにては、山法師の若党のやうなり」(出典:申楽談儀(1430)猿楽常住の心得)
    2. 「音楽と遊蕩に身をもち崩してせっかくの家運を傾けたが」(出典:幻影(1951)〈竹山道雄〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android