デジタル大辞泉 「身持」の意味・読み・例文・類語 み‐もち【身持(ち)】 1 日常の身の処し方。異性との交際についていうことが多い。品行。「身持ちが悪い」2 妊娠すること。「身持ちになる」「身持ち女」[類語](1)品行・素行・行状・操行・行跡 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「身持」の意味・読み・例文・類語 み‐もち【身持】 〘 名詞 〙① 一身を保ち処していくこと。一身の処置。生計の保持。[初出の実例]「つよう身もちし、きたなけなによって、後宮へ出入するとあるときは」(出典:史記抄(1477)一七)② 平生のふるまいぶり。毎日の行ない。品行。素行。行状。行跡。[初出の実例]「身もちのしづかなるなりぞ。しづかな躰をやがて云たぞ」(出典:京大二十冊本毛詩抄(1535頃)七)③ からだの姿勢の持ち方。姿勢。[初出の実例]「執筆の身もちの事、座にすぐに居て、目をば方々へやりて、心をば懐帋に可置」(出典:長短抄(1390頃))④ ( 形動 ) 子をはらむこと。妊娠すること。また、そのさまや、そのもの。〔運歩色葉(1548)〕[初出の実例]「なアに、あんな身持ち、どこに行けるもんか」(出典:苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例