身成郷(読み)みなりごう

日本歴史地名大系 「身成郷」の解説

身成郷
みなりごう

現在の川根町身成および島田市身成辺りに所在した中世の郷。明徳五年(一三九四)正月二九日の今川泰範書下(駿河伊達文書)に徳山身成郷とみえ、当郷は駿河守護今川泰範から伊達範宗に預け置かれている。応永九年(一四〇二)一一月二二日、泰範は当郷政所職を範宗に宛行い(「今川家奉行人連署奉書」同文書)、同一二年六月二〇日には当郷の正税ならびに知行分諸公事・棟別・段銭等を範宗に預け置いている(「今川泰範書下」同文書)。また永享一一年(一四三九)八月二四日の某下文写(土佐国蠧簡集残篇)にみえる「徳山内真氏郷」は身成を誤読したもので、真氏郷は当郷のことと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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