車形(読み)くるまがた

精選版 日本国語大辞典 「車形」の意味・読み・例文・類語

くるま‐がた【車形】

〘名〙
① 車のような形。
古代死者の守りとしてともにほうむった土製の車。
書紀(720)大化二年三月(北野本訓)「一に瓦の器を以て、古の塗車(クルマカタ)、蒭霊(ひとかた)の義(ことわり)に合(かな)へ。棺(き)際会(ひまあひぬ)に漆(うるしぬ)れ」

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