車葉衝羽根草(読み)クルマバツクバネソウ

デジタル大辞泉 「車葉衝羽根草」の意味・読み・例文・類語

くるまば‐つくばねそう〔‐つくばねサウ〕【車葉衝羽根草】

シュロソウ科の多年草深山に生え、高さ約30センチ。葉は幅広い披針ひしん形で6~7枚が輪生する。7、8月ごろに淡黄緑色の花を1個つける。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「車葉衝羽根草」の意味・読み・例文・類語

くるまば‐つくばねそう‥つくばねサウ【車葉衝羽根草】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科の多年草。各地の深山の樹林内に生える。ツクバネソウに似ているが、葉が六~八片輪生する。夏、葉心に直立した花茎を伸ばし、その先に淡黄緑色の四弁花を単生する。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「車葉衝羽根草」の解説

車葉衝羽根草 (クルマバツクバネソウ)

学名Paris verticillata
植物。ユリ科の多年草,高山植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android