精選版 日本国語大辞典 「車葎」の意味・読み・例文・類語 くるま‐むぐら【車葎】 〘 名詞 〙 アカネ科の多年草。各地の山地の林中に生える。茎は叢生して高さ一五~三〇センチメートルになる。葉は長さ二・五センチメートルほどの長楕円形で先はとがり、同形の托葉とともに六葉ずつ輪生する。五月頃、茎頂に花柄をのばし、先が四裂した小さな紫白色の花をまばらにつける。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の車葎の言及 【ヤエムグラ】より …ヨツバムグラG.trachyspermum A.Gray(イラスト)は丘陵地の道端にはえる多年草で,葉は4枚が輪生する。クルマムグラG.japonicum Makino(イラスト)は山地に普通な多年草で,6枚の葉が輪生する。ホソバノヨツバムグラG.trifidum L.は湿地に生え,花は3数性である。… ※「車葎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by