車輪玉(読み)しゃりんだま

精選版 日本国語大辞典 「車輪玉」の意味・読み・例文・類語

しゃりん‐だま【車輪玉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 形動 ) =しゃりん(車輪)
    1. [初出の実例]「一しゃりん玉、身にしみてする事」(出典:劇場新話(1804‐09頃)下)
  3. 火の玉をいう。
    1. [初出の実例]「真ん中の松の木へ仕掛けにてしゃりん玉落ちる。焔硝火ぱっと立つ」(出典:歌舞伎・千代始音頭瀬渡(1785)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android