軟性白斑(読み)ナンセイハクハン

デジタル大辞泉 「軟性白斑」の意味・読み・例文・類語

なんせい‐はくはん【軟性白斑】

網膜にできる境界が不鮮明な白斑毛細血管が閉塞し、周囲神経線維変性したもの。糖尿病網膜症網膜静脈閉塞症などでみられる。→硬性白斑

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の軟性白斑の言及

【眼底】より


[網膜の混濁]
 出血と並んで網膜のおもな病変は,透明性の障害,すなわち滲出物や混濁であり,白斑exudateともいう。白斑は軟性白斑と硬性白斑に区別される。前者は網膜神経繊維の混濁であり,綿花様白斑cotton‐wool patchとも呼ばれる。…

※「軟性白斑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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