転び回る(読み)ころびまわる

精選版 日本国語大辞典 「転び回る」の意味・読み・例文・類語

ころび‐まわ・る‥まはる【転回】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. ころげまわる(転回)
    1. [初出の実例]「かなしやと云て、ないて、ころびまわって、面をはづす」(出典:天理本狂言・抜殻(室町末‐近世初))
  3. それからそれへとめぐり歩く。転々と移動する。
    1. [初出の実例]「其国々のつくし銀がころび廻ればこそ、廓の内には六月の土用のうちにも生肴」(出典:浮世草子・五箇の津余情男(1702)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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